2017年2月2日木曜日

振袖の由来

2月になりました。

2月といえば「豆まき」「恵方巻」等の、あるあるが
時節的には旬なのでしょうが
【厄を払う』にも関連して
ここはあえて、来るブライダルシーズン準備期間として
独身女性の正装(盛装)  【振袖】のうんちくをひとつ。

『振袖というと、成人式をイメージする人が多いかもしれませんね。  袖の長い着物のことで、未婚の女性が着る格式高い着物を言います。
振袖という名前はその名の通り、長い袖を振るう事に
由来しています。
江戸時代の初期、袖を振るうことは厄払いや神の魂を
呼び寄せる、などと言われていました。
それが未婚の女性の間で大流行して、袖を振るうことで
意中の人を振り向かせたりする、などとして使われるようになりました。
このように、振袖は昔から、人と人を繋いだり、厄除けやお清めの意味として存在して来ました。
そして、振袖は未婚の女性の間で着られるようになったのが、由来だそうです。
袖を振るうという行為に、厄払いやお清めの意味があるとされているため、成人式や結婚式に着ていくのは
まさに、新しい門出を祝うのに相応しいものですね。
そして、その効果を高めるために、袖はどんどんながくなったといわれています。

結婚すると、良縁を願う必要がなくなるため、袖が短い留袖を着るのだそうです。』

親御さんが、娘さんに振袖を着せるのは『厄を払い幸せになってほしい』という願いが
込められているのですね。

上越では、毎年4月に成人式ですね。
合わせて、結婚式を挙げる人も増えてくる季節ですね。
振り袖姿の麗しいお嬢さんを見かけたら、このうんちくを思い出してみてくださいませ。

写真提供は、当事務所代表 Uさんです。
Uさん宅の、美人姉妹(お顔を見て頂けないのが残念!ですが・・・。)の見目麗しい振り袖姿です。

                                                   記:Yでした